雪が降る前の準備(タイヤ編)

雪が降る前には雪対策が必須ですよね。

今回は雪が降る前の準備(タイヤ編)をまとめてみようかと思います。

タイヤに関わるあれこれ

雪が降る地域では当たり前なことですが、あまり積もらない地域の方は
降雪時でもノーマルタイヤで突っ込んでいく方の割合が多い気がします。(個人的感覚ですが)

そんなノーマル特攻をする人は「ゆっくり走れば大丈夫」なんて言いますが、
ゆっくり行かれたら大渋滞を引き起こすので出てこないでください。
そのうえ事故も起こしたら目も当てられないですからね。

スタッドレスタイヤ

 雪が降る前に交換しておきましょう。地面に接しているのは4輪のタイヤです。
 間違ってもノーマルタイヤでは走らないこと。運転が上手いから不要なんてことはありません。
 JAFのホームページにアップされている、「本部広報2017-57」には「ノーマルタイヤやスタッドレスタイヤ等の制動距離」
 の実験報告がありました。(6種のタイヤ組み合わせでの比較でした)

簡単にまとめると
 ・圧雪路ではノーマルタイヤはスタッドレスタイヤの1.7倍の距離が必要。

たまに駆動輪だけでOKだよって方もいますが、4輪すべてスタッドレスが前提で設計されています。もし2輪だけとなると、思わぬ挙動を招きかねません。
 
 国土交通省のホームページでも言及されており、比較動画も作成されていました。

 YouTubeで「国土交通省自動車局審査・リコール課」で検索するとほかにも見れますよ。

タイヤチェーン

 タイヤチェーンをつけると基本的に30㎞ぐらいでしか走行できません。
 (そもそも高速走行を前提していないため)
 雪のないところでつけたまま走ると切れます。。。
 ※ゴム式のタイヤチェーンなら多少の高速走行もできて、雪がないところでも切れにくいようです。

 コクトウ的には、着脱が面倒なので「何としてもノーマルで雪道を走らないといけないんだ!!」ってとき以外は使いたくないですね。
 あくまでも緊急時用って位置づけです。

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