Z3の幌を幌シャンプーでワシワシ洗っていたところ、リアウィンドウを固定しているジッパーを固定している糸(ややこしい)
が千切れてしまいました。
紫外線やら年数劣化やらで糸が耐えられなくなっていたのでしょう。
しかしながらこのまま放っておくわけにも行かず。幌を全とっかえする金もないもないので自分で修理することを決意。
別に生地自体が破れたわけでもないですし、なにげに手先は器用な方だし、多分…
まずは患部をチェック
うん、完璧に糸が切れてますね。でもジッパーを縫い付ける縫い代みたいなところがあるし、これならなんとかなりそうです。
でも幌に使う糸なんてわからないので、とりあえずネットで検索~
やっぱり世の中には同じようなことを考える人が多いようで、幌の縫い方(修繕方法)をバッチリ書いてあるHPを発見。
それによると、蝋引きの麻ひもが良さそう。 縫い方は…革製品の縫い方で良いみたい。
この情報を頼りに、何でもはないけど大体の物が眠っている倉庫へ(つまりは多趣味の結果)
で、さくっとゲット
麻ひもに蜜蝋を塗りこんで、針に糸をを通して…いざ!!
布だと言ってもさすが幌、硬くて2~3回糸を通したら指先が真っ赤になりました。
このままでは作業スピードが上がりません。
畳を縫う要領でできればいいのですが、平面では無く曲面、しかも宙に浮いた状態ではなんともならない。
ここで使っていない革手袋があることを思い出し、革手袋を装備して再び固いキャンパス生地に挑戦!!
固いけど指が馬鹿になるほどのダメージはなく、勝利を確信するコクトウ
で、3時間かけてリアウィンドウの周囲を縫い切りました。
水をかけて、漏れがないかをチェック!
一部漏れてる!!
観察すると、どうやらリアウィンドウ固定用のブチルが劣化している様子。
ブチルが手元にないため、シリコーンを注入して水漏れ対策としました。
もちろん黒のキャンバス生地だから、黒のシリコーンで。
完全乾燥するまでは3~4日かかるみたいなのでそれまで雨が降らないことを祈っています。
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